令和5年7月27日(木)に,玉園教師塾キャリア支援セミナー(1年次対象)を開催しました。インタビュー形式による的野郁美様の子育て支援に関する素晴らしい講話と,境宗徳様と赤城理恵子様によるワーク「夏休みをどのように過ごす?」を行い,大変有意義な機会となりました。
——————————————————————————————————————
受講生の声(一部):Q.インタビュー形式で行われた「講話」は,いかがでしたか?
フリースクールに関して、報道されていたので名前は知っていましたが、どのようなものかイメージだけだったので、今回お話が聞けてとても良かったです。学校に行けない理由が、さまざまな要因が絡み合うことで不確定であらことを知りました。中学3年生の利用率が多いことにも驚きました。実際にフリースクールに行って子どもたちと交流したいなと思いました。(学生A)
フリースクールは耳にしたことはあったが、自分が思っていたよりも身近にあることに気づき、フリースクールについてや広い視野と深い理解のある教師の重要性を学ぶことができた。学校とは異なる交流の場・学べる場を必要としている人がいることに気づいた。(学生B)
学校現場以外の学びの場、教育の場について知ることができる貴重な時間だった。長崎には子供達の多様化や、不登校者への対策が遅れていることを実感できた。(学生C)
不登校になってしまった生徒との実体験のお話を聞くことができ、不登校の生徒がみな話したがらないというわけではないなどイメージを変えていただくことができました。(学生D)
特に印象に残った内容は、居場所を作ってあげることが重要であるということです。フリースクールについて知らなかったということもありますが、今まで私は子どもは学校に行く必要があるため、学校に行きたいと思ってもらうことが大切だと思っていました。しかし、今回の講話で、学校に行けなくても、フリースクールで輝いている子どもたちがおり、さらに、フリースクールに通っていた子供で、そこから学校に再び通いだした子どももいたと知り、フリースクールがその子どもたちの居場所となって、とても重要な役割を果たしているのだと知りました。学校だけにこだわらず、どこであっても子どもが安心して生活できるよう、援助をすることができる教師でありたいと強く思います。(学生E)
自分がまだまだ知らないことを知ることが出来てとても参考になりました。(学生F)
——————————————————————————————————————
2023年度(令和5年度) 玉園教師塾 キャリア支援セミナー(1年次対象)
実施計画書
一般社団法人長崎大学玉園同窓会
1.目的
1年次生は,「玉園教師塾による,キャリア発達の概念図(別紙)」では「キャリ入門期」と位置付けており,入学して大学生活にもある程度慣れ,日々の学びの中で自らの進路や適性,生き方等を見つめ始める頃と考えられる。そこで,今回のキャリア支援セミナーでは,「キャリア入門」(教養教育科目:必修)との接続性を考慮し,学生各自が記述したGROWシートをもとに,自らのキャリア実現に向けた計画の具体化の機会を提供することを目的とする。
2.日時及び会場
時間:2023年(令和5年)7月27日(木)16:10~17:40
会場:長崎大学教育学部100番教室
※教育学部の11番教室(食堂傍の2階建て)の隣の部屋です。
3.講師(外部講師として依頼)
的野 郁美 氏(N-school 子育て支援教室 mahana 代表)
境 宗徳 氏(長崎大学キャリアセンター キャリア支援室長補佐)
赤城 理恵子 氏(長崎大学キャリアセンター 専門職員)
4.セミナーの概要
①挨 拶:同窓会,教育学部,キャリアセンター
②講 話:的野郁美氏(子育て支援等の話題で,視野を広げる)
子育て支援等の話題と,教師に求められる資質等について話をして頂く。
③ワーク:境宗徳氏,赤城理恵子氏(目指す教師像に向けた取り組みの具体化)
「夏休みをどのように過ごす?」をテーマに,ねらいを持った夏休みの過ごし
方を考える機会を提供して頂く。
④おわりに
5.備考
①提出したCROWシート(学生向け)
②筆記用具(学生向け)
0件のコメント